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ペンを買いに行く:自分用編<万年筆>

新年一発目のお話は・・・

しばらくお休みしている間、カウンターで高級筆記具の販売のアルバイトをしていました。

自分自身も文具好き、筆記具興味ある、万年筆おもしろいと、はまっていた方なので、
今まで知らなかったこと、見たこともないような筆記具を目にする機会など、とても勉強になりました。
(これが今後生かせることができるかどうかはわかりませんが。泣)

ともかく、カタログで見ていただけのものが手に取れる環境にいたわけです。

ボールペンはなおさら、万年筆もできれば実際のものを「お試し」して買っていただきたいもの。
いままでいろいろな方々の「お試し」を見てきて、まったく同じ方はいませんでした。
それだけ持ち方、力の入れ方、字の形などは個人差のあることと言うことですね。

人間の指や手はとても敏感にできているようで、「これはちょっと・・・」「これいい!」を
はっきり感じ取ってくれますよ。


販売する側から見てきた「自分のための万年筆」を選ぶために知っておくといいことを何点かお話したいと思います。
(ボールペンは別に記します。)


さて、
万年筆をいつ使いましょうか?
手帖ですか?
日記ですか?
お便りですか?
プランを練る時の下書きに使いましょうか?
それとも、かっちょよくサインをするために使いましょうか?


手帖や日記帳には罫線がひいてあると思います。
なのでおのずと字の大きさも決まってきますね。
今までいろいろな方の字を見てきましたが、<M>以上になると画数の多い字はつぶれてしまうので、
極細<EF>から中細<MF>あたりが具合がいいと思います。
そうやって考えていくと、使う用途で字幅のターゲットは絞られてきます。



万年筆の筆記というのは紙に対して毛細管現象で(簡単に言うと「染みる」状態)書くので
ペン本体、インクの種類、紙の組み合わせで変化が出ます。
これからずっとお供になる子を選びに行くのですから、そのお相手になる紙は是非もって行きましょうね。
※お見合いみたい(笑)

さあ、準備万端。お店に出かけましょう!


店頭にはすでにインクの入っている、試筆用のペンが並んでいます。
お持ちになった紙にまずはそれで「お試し」をしてみましょう。
※多分その時点で店員さんが声をかけてくれると思いますよ。

漢字がつぶれてしまわないか、のチェックの前に、書いたあと紙の裏側を見てみましょう。
もし「裏抜け」してしまったら、その紙は万年筆に向いていません(哀)
今時、裏抜けするような紙はめったにないと思っていますが、書いてみなくちゃわかりません。

裏抜けしていないのをチェックしたら、次は漢字がつぶれてしまわない字幅をさがしましょう。
ノートのような罫線が引かれていない紙に書くために選ぶのなら、
普段どおり自分の字を自由に書いてみましょう。
(これ意外に難しい)

大体はカウンターで書いてみる状態が多いと思いますが、できれば(大体は用意されてると思います)
座って書いてみることもお勧めします。
立って書くと自然に筆圧は強めになるようです。


字幅のターゲットはここいらへんで決まると思います。

<EF><F>が具合いいなーと思ったあなた。
国産万年筆をお勧めします。
舶来万年筆は、同じ<EF><F>となっていても、漢字のないお国のもの。
設定の基準が国産のものとは違います。
インクの出も多いものも多く、<M>ぐらいが具合のいい人向けだと思います。

舶来のものはデザインもかっちょよく、ホントくらくらしてしまいますが(笑)
細めの線が必要な方には「しまった!」となる場合が多いので、ここはぐっと我慢しましょう。
使い勝手が本来の目的に合わないものは、自然に使わなくなってしまいます。
まずは、本来使おうとしている目的のものを選んで、かっちょいい舶来物は別の目的のために
別の機会に買えばいいのです。

<M>くらいが具合いいなーと思ったあなた。
国産<M>や舶来の<EF><F>などを出してもらって「お試し」させていただきましょう。
舶来がはいるとグンとデザインも選べて、迷うかもしれませんが、そこはほれ、お財布事情もあると思います。
国産は1万円以上で14金などいわゆる「金ペン」が選べ、
舶来は2万円以上で「金ペン」が相場です。
別に「金」にこだわる必要はないと思いますが、使っていくうちに馴染んでくるのは
やはり「金ペン」かなーと(いまのところそうゆう感想)思います。

万年筆は個体差のある筆記具なので、同じモデルでも微妙に違いがあります。
特に差が激しく出るのが、ステンレスペン先のように思われます。
なので、在庫があれば最低同じモデルを二本「お試し」してくださいね。

以前、ステンレスペン先の固体の差が激しくてびっくりしたことがありました。
(はっきり言って不良品)


「お試し」はペン先にインクを浸して吸い上げた状態なので、本来の書き味とは違います。
インクを入れてしまうと完全に洗浄するのが(現場では)難しいので、この方法を使いますが、
ペンの線の出具合などはこれでわかりますので、実際はもっとインクが出てくる想像をしながら
「お試し」していただけると参考になると思います。



そして、あれこれ難しいのはめんどくさいあなたに極めつけのアドバイス!

付いていただいた店員さんに
「あなたも万年筆つかっていますか?」の質問をしてみましょう。
私自身当然だと思っていますが、使ってなきゃわかりませんよ。
マニュアルどうりにしか説明できない店員さんより、ユーザーである店員さんにアドバイスしてもらいたいですものね。

「はいもちろん!」と店員さん個人の万年筆が出てきたら合格。
信頼できる店員さんの印です。
なんでも遠慮なく質問して、「お試し」して自分に合った「お供」を見つけてくださいね。







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梅田のどこかで文具じゃないものの販売をやっています。
たまに文具店に行くとテンション上がりすぎて困っています。

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